お通夜は?供物は?〜葬儀に関するマナー集〜

お花や供物

お花や供物を仏壇に備える人は多いことと思います。
お花や供物の意味をご存知でしょうか。
葬儀には沢山の供物やお花が飾られます。
均等に綺麗に並べられ、場がとても華やかになります。
供物には様々な意味が込められていますが、できれば果物などの生の物をあげるようです。
生の果物は香りが強く、故人に香りを届けるためにという気持ちが込められているようです。
あげた後の味を見てみると、味が薄くなっていて、きちんと香りを吸っていることがわかります。
お花も同じことです。
お花も生花をあげることが基本です。
お花は、時を表します。
時が早ければまだ咲かず、遅すぎれば枯れてしまっています。
今見頃の花を集めて、今をしっかりと生きている花を上げるのです。
また、花は忍辱という我慢の象徴でもあります。
どんなに辛いことが起こっても花のような笑顔でいることが大切なのです。
自分のできる最高の笑顔を忘れずに、苦労を乗り越え、周りの人達に安らぎという笑顔を振りまく姿を象徴している有難いものなのです。
その他にも色々な意味合いがあります。
ローソクや線香やお水などもきちんとした意味があるのです。
ローソクは故人を知恵の火で導き照らしてあげることを意味しています。
暗いところには何もなく寂しさだけが残るので、ただ明るいだけではなく、佛の智慧の火で明るく燈すという意味があるようです。
線香は、仏様が煙になって現れるという説があり、線香の清らかな香りの煙に乗って、どこへでも現れることができるようにという意味合いがあります。
また、線香には過去現在未来を一目で見ることができるありがたいものなのです。
火がついている部分が現在だとして、燃え尽きた灰は過去を表し、まだ燃えていない部分は未来を表します。
お水は施し表します。
生命のほとんどは水で出来ています。
水がないと私たちは生きていけません。
炎天下の砂漠に一人、道に迷い倒れてしまったとしましょう。
偶然に通りかかった人に助けられ、一口の水をもらいました。
何もいらない。
水だけでいい。
という様に、水は施しの象徴なのです。
見返りを求めない心こそが本当のお布施ということなのです。
葬儀では色々な装飾品が並べられていますが、一つ一つ意味合いがあって置いているのです。
故人を守る結界の意味であったり、場所を神聖にするためのお香であったり、この様な説明書きを簡単でも良いので置いておくと、とてもわかりやすく、一つ一つが大切なことなのだと認識する人が増えてくるのではないでしょうか。