お通夜は?供物は?〜葬儀に関するマナー集〜

お布施の金額

お寺によって支払うお布施の金額は異なるようです。
お寺によっては始めからお布施の額が決まっているところもあり、統一にしているお寺もあるようです。
しかし、お布施の金額を決めるのはおかしな話だと思います。
少子高齢化社会の現代、若者がどんどん都会に出ていってしまう中、地方ではお寺を維持していくことが精一杯になっていているようです。
イベントを起こしてもその時だけで、出て行った若者は帰って来ません。
お盆やお正月の時、または彼岸の時にだけ戻ってくる人が多く、お寺を維持していくには、一定の金額のお布施にしないと維持できないのが現状のようです。
場所によっては、高額なお布施を要求するお寺もあるようです。
それでは檀家の人は生活できなくなり、離檀する人も少なくないようです。
お寺側と檀家さんたちが協力し合い、お互いが良い関係であることが一番なのですが、なかなか物事が全て上手くいくとは限りません。
上手くいかないことの方が多いのだと思います。
お寺にはお寺を維持していく為の資金が必要です。
線香やローソク、住職の衣も檀家さんたちのお布施で着ているものなのです。
また、本堂の設備や冷暖房の光熱費なども全て檀家さんたちによるお布施があるから、お寺が成り立っているのです。
しかし、お寺によってはそれが当たり前というような感覚が定着しており、高級車を乗り回す住職たちやブランド品を身につける僧侶たちの行動が気になります。
せっかくのお布施がそのような自分の我欲に費やしてばかりでは、檀家さんは離れていく一方なのだと思います。
人から信用を貰うには経験と時間が必要です。
どんな時にでも役に立てるような存在感で、お寺がないとダメなのだと、皆から思ってもらうことができなければこれから先は続けていくことは難しくなってきます。
最近では葬儀にお金をかけたくない若者が増えてきています。
お布施もまた、金額が安くなっていくことと思います。
時代の流れは変えることはできませんが、その中でも理解者を作る努力をしていくことが大切です。
理解者が増えていくことでお寺を支えてくれる協力者が増えていき、新しい取り組みも出てくるのではないでしょうか。
葬儀のお布施だけ高くならないように、色々な事を取り組んでいくことでお金の支払う場面を分散させていきましょう。
お寺だけが裕福にならないように、支えられている立場ということを忘れずに、日々精進して取り組んで行くことが大切なのだと思います。
そして、多くの理解者を作っていきましょう。